2023.12.01
【健太郎の沖縄らいふ ♪】④健太郎、ワーキングスタディ・卒業の巻!

皆さま、お久しぶりです。健太郎です。

 

沖縄に生活の拠点を移して、はや9ヶ月。同時にお世話になることになった、ここ「シーモール」でのワーキングスタディ生活も、いよいよ以て終了を迎えることとなりました。この度の就業期間においては、それまで既知の分野では味わうことが出来なかった多くのことに触れ、多くの学びと多くの出会いを得ることができました。

 

(これまでの投稿では、親近感を持って頂きたく一人称を「僕」としていましたが、節目となる本編では、礼節を込め「私」とさせて下さい(笑))

 

私個人、前職までは会社対会社という職業歴が長かったこともあり、残りの半生はもっとごく一般の方々と直接触れ合えるお仕事に就いてみたい…。またせっかくならば、これまで経験したことのない、まったく新しい分野に身を置いてみたい…。という思いから、ここ「シーモール」のお世話になることになった訳ですが、従来の感覚からは想像していなかったほど非常に濃密な怒涛の日々。もちろん、仕事自体の厳しさは言うまでもありませんが、結果は総じて楽しく、有意義な日々を送ることができました。就労期間としては8ヶ月という短い時間ではありましたが、当初望んでいた生活を実践することができ、大いに満足しています。

 

そんな貴重な経験を顧みる中、年月とともに長らく忘れかけていた感覚でもあり、私にとってとても感慨深かったこととして、最後にシェアさせて下さい。

 

 

 

【「同じ釜の飯を食う」ことの素晴らしさ】

 

周りの人様よりもドジで習得スピードが遅く、実年齢ももうすぐ五十路の声を聞かんとするそんな我が身にとって、このマリン業界は、ずぶのド素人から飛び込むには正直大変…!の一言でした(笑)。恐らく職場関係者には多くの迷惑と苛立ちを与えてしまったことかと、申し訳なく思っています。

 

私以外は、概ね20~30代を中心とした職場環境の中、とりわけ同期メンバーはエネルギッシュで躍動感溢れる若い人達ばかり…。私にとっては実に親子の関係でもおかしくない彼らを前に、肉体的・精神的世代格差を日々痛感しておりました。目に映るあらゆることに一喜一憂するピュアな心と、体力的に厳しくてもめげない芯の強さは微笑ましく、同じ同期メンバーとは言え、そんな彼らが私にとっては可愛くて可愛くて…、半ば親目線で俯瞰してしまうこともしばしば。

 

一方でそんな当人達・同期メンバーは、こんなよく分からない「チビおっさん」にも関わらず、それぞれに快く接してくれ、時に子弟であり時に友人であり時に兄弟であり、世代を超えてそんな関係を築いてくれたこと、本当に感謝しています。こんなメンバーと一緒に同じ時間と空間を共有でき、辛さと楽しさを分かち合うことが出来たことは、私にとって何よりも代えがたい経験でした。この点、今の時代ではあまり聞かれることもなくなった「同じ釜の飯を食う」という言葉、この度のワーキングスタディ生活は、まさにこの表現に相応しいものであったと、しみじみ感じて止みません。

 

他のメンバーに比べ、技術面・体力面では一切およぶことの出来なかった私ですが、それでも、各々の関係性の中で「心のバディ」を創ることが出来たことは、一番の宝であったと感じています。まぁ、こればっかりは、私が勝手に思っているだけですが…(笑)。

 

加齢とともに喜怒哀楽も薄れてくる今日この頃、自身の若かりし頃をも思い出し、久しぶりに味わうことが出来た新鮮な感覚…。心地良きです。ホンマ、おおきに!

 

 

 

【最後の1枚】

 

ある日、先輩が撮ってくれた、とある1枚。

落ちて行っているような、昇って行っているような、はたまた…。

いろんな捉え方ができそうで、好きな1枚です。

これからの、また新しい門出を暗示してくれているのかも♪

 

 

 

【ご関係者様各位】

 

私がこんなに素敵で満足のいく生活を送ることができたのも、ひとえにマリンアクティビティの場として、この「シーモール」を選んで頂いた全てのお客様のお陰と思っております。私の場合、それ無くして目的を叶えることが出来なかったのは事実です。楽しい交流をありがとうございました!改めてお礼申し上げます。

 

そして最後になりますが、、不確定要素も多い中こんな私を迎え入れ、師としての立場はもとより、時に親的存在として兄的存在としてご指導とご鞭撻を頂いた株式会社CREASPLUSの皆様、更には職務の現場でもあった眞栄田岬と、そこに生業の拠を構えられるご関係者様のお陰により、無事に有意義な就業経験を終えることができました。心より感謝申し上げます。

 

私個人、当面は引き続き沖縄・読谷ライフを継続しつつ、この度の就業経験同様にまた新たな分野に身を置く予定ですが、陰ながらご関係者様の益々のご発展とご健勝を祈願しております。

 

 

 

2023年12月吉日

谷 健太郎

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